SID Compilation “Draxy Draxish Draxxed”

* This article is written in both English and Japanese

Rocketry / Chorus [2015]. The demo includes 4 latest tunes composed by DRAX. It won the 1st place at Arok Party 2015.
ハンガリーのデモパーティ、Arok Party 2015のデモ・コンペティションを勝ち取ったデモ。DRAXは4曲を書き下ろしている。

Part I – 32 tracks in 80 min

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Part II – 36 tracks in 80 min

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DDD

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コンピレーションの概要

1988年にコモドール64デモシーンで音楽制作を始め、今日までファンク、ジャズへの独自のアプローチを開拓しつづる、DRAXのハンドルで知られるデンマークのミュージシャン、Thomas Mogensenの遺産の継承と拡散を跡づけました。彼は間違いなく、同時代のダンスミュージックと一貫して伴走するSIDミュージックに関して、新たな流れを作りだすことに貢献しました。デモシーンにはDraxishというような、彼の名に因んだ形容もあるほどで、また、2015年には彼の音楽スタイルを意図的に模倣することを目的としたコンペティションも開かれました。JCH Editorという音楽ツールで実現される彼のテクニックは、今以て力量をそなえたミュージシャンにとって可能性と挑戦の対象となっています[1]。

このコンピレーション・シリーズは、2012年に公開した「Funky Man」「Jazzy Thing」という二つのSIDコンピレーションと深く関連しています[2]。これらのコンピレーションの曲のなかで聴かれる微妙なグルーヴは、ゲーム音楽の時代にはSIDが鳴らすことのできなかった豊饒な成果であり、プラットフォームを超えた他のチップミュージックの実践に継続するものです。

Summary of This Compilation Series

I traced succession and diffusion of the inheritance of Danish musician Thomas Mogensen aka DRAX who started to make music in the Commodore 64 demoscene in 1988 and has explored his own approaches to funk and jazz to this day. Undoubtedly, he has contributed to forming new stream about the SID music which has constantly accompanied contemporary dance music. In the demoscene, there are even several adjectives named after his name such as Draxish. Also, a music competition was held for purposefully imitating his music style in 2015 [1]. His techniques which are implemented on the music tool called JCH Editor are still subject to inexhaustible potentialities and challenges for skilled musicians.

This compilation series is deeply related to two SID compilations, Funky Man and Jazzy Thing, that I released in 2012 [2]. The sensitive grooves heard in songs in all these compilations are fertile outcomes that could not be realized by SID in the era of video game music for the C64 and connected to other chipmusic practices over platforms.

*

[1] Je suis #Drax music compo: http://csdb.dk/event/?id=2396
[2] https://akaobi.wordpress.com/compilations/

JCH Editor 20.G4

JCH Editor V3.04 20G4 [1991] coded by JCH of Vbrants.
One of popular music editors in the C64 scene. The message “KEEP THIS SECRET” reminds me that early Maniacs of Noise also declared “This program is not to spread!!” in First Music Demo.

ノート

A Roundabout Way of Styles

コモドール64を基盤とした集団的な音楽的実践は二つの時期に大別することができる。ゲーム業界で商業ゲームのサウンドトラックが制作された時期と、デモシーンにおいて非営利的かつ自発的な音楽制作が深められた時期とにである。急いでつけくわえなければならないが、二つの時期は截然とわけられず、1980年代後期――コモドール64用商業ゲーム開発のピーク――に重なりあっている。このマシンそのものは北アメリカの企業から売り出されたが、ヴィデオゲームおよびそのサウンドトラックの開発は英国を中心としていた。当時真っ先にコモドール64のサウンドチップSIDの前代未聞の使用法を数多くのゲームサウンドトラックとともにあざやかにしめしてみせたのが、イングランドのミュージシャン、Rob Hubbardその人にほかならない。Ben Daglish、Fred Gray、Mark Cooksey、Andrew Rodger、Tim & Geoff Follin、Peter Clarke、Martin Galway(北アイルランド出身)、Jonathan Dunn、Matt Furniss、Martin Walker、Mark Clements等々、特に1985年以降の英国のゲーム音楽は数多くの若き新たな「ゲームミュージシャン」によって記憶される。自前のミュージックルーチンを持ったRob Hubbardの音楽は彼と同じようなゲーム開発者のみならず、ヨーロッパ中のアマチュアを鼓舞した。一方北アメリカでは、『Compute! Gazette』誌から登場したSidplayerを用いて、コモドール・ユーザーは少なからぬ楽曲をコモドール64で打ち込んだが[1] [2]、ユニークなミュージックルーチンやミュージエディタをプログラムし、オリジナルな音楽を発表し始め、第二の時期を、つまりは今日まで続くデモシーンおよびSIDミュージックシーンを用意したのは、ヨーロッパの当時10代後半から20代前半の若者たちだった。デモシーンにおける音楽制作は先行するゲーム音楽なくして始まらなかった。またRob Hubbardをふくむゲーム開発者たちもプレ・デモシーンと呼ぶべき英国のネットワーク・サーヴィスたるCompunetに出入りしていた。それゆえ、二つの時期は相互に浸透しあっていたと言えるだろう。

オランダのRed(Jeroen Kimmel)、Charles Deenen、あるいはデンマークのLaxity(Thomas E. Petersen)、JCH(Jens-Christian Huus)、彼らは皆、Rob Hubbardのミュージックルーチンをハックすることをきっかけに独自のミュージックルーチンをプログラムしたHubbardの後続者でありデモシーン・ミュージシャンの先駆者である。彼らのようなクラッカー・グループに関係するアマチュアたちのなかには、「ミュージック・グループ」のメンバーとして活動を志向する者もいた。1987年、Charles DeenenとJeroen TelはManiacs of Noise[3]を、1989年、JCHとLink(Klaus Engell Grøngaard)はVibrants[4]を結成した。二つはSIDミュージックシーンのなかで比類のない名声を確立している、コモドール64のミュージック・グループの双璧である。その影響力の大きさに関しては、独自のミュージックルーチンを駆使した音楽だけでなく、ミュージックルーチンのインターフェースとして機能するエディタの果たした役割も大きかった。1980年代末期から1990年代初期におけるコモドール64デモシーンの最も著名なエディタとして、Chris HülsbeckのSoundmonitor、Finnish GoldのFuture Composer(Deenenのルーチンを流用)、VibrantsのJCH Editor、The Dutch USA-TeamのMusic-Assembler、GraffityのGMC(後のDMC)があげられる。これらのミュージックエディタはプログラミングに疎い他のより多くのアマチュアにも音楽制作を可能ならしめた。同時にこれらのエディタのクローンやヴァージョンも積極的に利用された。彼らの音楽は今日のチップミュージックと同様、主に同時代の(ポピュラー)ダンスミュージックに活気づけられていた。何よりもHubbardがコモドール64のゲーム音楽にダンスビートを効果的に導入した人物だった。初期デモシーンの音楽スタイルは無限ではない。あるいはむしろ、今日、それらの曲の大多数はゲーム音楽のサウンドトラックよりも没個性的に映るかもしれない。だが、その見たところの多様性の乏しさが、途方もない多産性を可能にしていたのも事実である。

初期デモシーンのSIDミュージシャン(その一部は商業ゲーム開発にも関与していた)は、まず各々の「プリセット」を確立することに腐心した。Maniacs of NoiseのJeroen TelやJohannes Bjerregaard、VibrantsのJCHやDRAXといったミュージシャンの初期の活動の多産性は、彼らの比較的安定したインストゥルメントおよび音色の配置によってもたらされている。またこれらの先駆者による際立った「プリセット」が、他の多くのアマチュアにとってRob Hubbard等ゲームミュージシャン/サウンドプログラマのプロダクションと並び、範例として働き、さらに多くのアマチュアの音楽家の誕生に寄与した。それらデモシーン初期の典型的なプロダクションは、Oldskoolと呼ばれることがある。同時代のデモシーンのミュージシャンに対するManiacs of NoiseとVibrantsの求心力は絶大だったが、影響は単なる一時の流行に終わらなかった。換言するなら、Oldskool以外の注目すべき音楽的実践も存在している。幾人かのミュージシャンは、先駆者たちのスタイルを抽象し、捻りを加えた。かつて私がリリースしたSIDコンピレーション「Enhanced Jeroen Tel Style」では、その名のしめす通り、Jeroen Telの遺産の継承を跡づけたが、この「Draxy Draxish Draxxed」では、JCH Editorを駆使して千を超える曲をリリースしてきたDRAXの音楽の影響圏を探っている。デンマークのSIDミュージシャン――Johannes Bjerregaard、Laxity、Scortia(Thomas Bendt)、Metal(Torben Korgaard Hansen)、JO(Poul-Jesper Olsen)、MSK(Morten Sigaard Kristensen)等々――はファンク、ジャズをコモドール64が可能であることを世に知らしめた。これはひとつの偉大な発明である。とりわけDRAXは、とにかくSIDの3チャンネルの音を厚く、切れ目なく聞こえさせるManiacs of Noiseに感化された、BPMがしばしば125の「SIDダンスミュージック」とは別なる方向性を先導した人物である。彼もまたJeroen Telの音楽の熱狂者であり、現在はManiacs of Noiseのメンバーであることに注意されたい。コモドール64とSIDに限らず、チップミュージックというメディウムを特徴づけるファンク、ジャズ、そしてフュージョンといった音楽ジャンルとの親和性は、彼一人に帰せられない。さらにはJCH Editorとそのミュージックルーチンと、それを支えたミュージシャンとは無関係とは言えない。JCH――言うまでもなくJCH Editorのコーダー――は2007年のインタヴューで次のように回想している。

[インタヴュアー] 当時あなたがしていたことを振り返って、何を最も誇りに思いますか?

[JCH] 間違いなく、僕のC64エディタです。広く良く受け入れ、それを使った数多くのコンポーザーの技術を上達させましたし、今日にいたるまで、これこそが、少なくとも小さな力を発揮できた、自分の人生でやり遂げたことのある一つのことだと感じています。

折に触れて頻繁に思うことの一つに、このエディタをコンポーザーたちの内輪だけのものにしておくという自分の判断は果たして賢明なものであったかということがあります。もしかしたら、もっとより多くのコンポーザーがいじくりまわせる機会があるように、始めから周りに広めておいた方が良かったかもしれません。その反面、内輪だけのものにしておくことはまた、自分がある一定の「クオリティ・コントロール」を保つことを、したがって誰も彼も使っているありふれたFuture ComposerやSoundmonitorといったツールにエディタが転じないままにしておくことを意味していました[5]。

繰り返しになるが、この制限されたディストリビューションによる「クオリティ・コントロール」は、Future ComposerやSoundmonitorで代わり映えのしない楽曲が大量に制作された状況への対策だった。JCH Editorを起動すると、「KEEP THIS SECRET」というメッセージを目にすることができる。ここでは「コンポーザーたちの内輪」(a closed circle of composers)が具体的に何を指しているかは語られてはいないが、そこに少なくともVibrantsのメンバーは確実にふくまれている。彼は1992年を境に活動のプラットフォームをコモドール64からPCに移した。なお、JCH Editorの最新(最終)ヴァージョンがリリースされたのは1991年である。そしてこのコンピレーションはそのエディタで制作された楽曲をふくんでいるが、収録楽曲のリリース年のほとんどは、彼のコモドール64デモシーンでの活動期間から外れている。何より、Vibrantsのメンバーの音楽自体、ここで意図的に選択しなかった。どいうことか。彼のツールを巻き込みながら、さらに大きな持続的な出来事がコモドール64の音楽シーンに起きたのだと私は言いたい。たとえばDJB(Dwayne Bakewell)、Glover(Lukasz Baran)、Laxity、Dane(Stellan Andersson)といったミュージシャンは、1991年以降、独自にJCH Editorを改良した [6] [7] [8] [9]。「KEEP THIS SECRET」という約束あるいは警告は完全には守られなかった。あるいはエディタを使用せず、迂回するかたちで「間違って」守られた。この「クオリティ・コントロール」の型破りの履行を刺激しつづけてきたのが、DRAXである。このコンピレーションのミュージシャンが「内輪」にふくまれるのかどうか、あなた自身の耳で確かめてもらいたい。

CheeseCutter 2.8

CheeseCutter coded by Abaddon of Triad.
It runs on modern OS, but initially it was developed as a tracker compatible with JCH players.

 

Notes

A Roundabout Way of Styles

Collective musical practices based on the Commodore 64 can be roughly divided into two periods. One is a time that soundtracks for commercial video games were produced in the game industry. The other is a time that nonprofit and spontaneous composition was deepened in the demoscene. I must point in a hurry that the two periods are not separated clearly; they overlap each other in the late 1980s, the peak of developing commercial video games for the C64. Although a company from North America sold the machine itself, the development of video games and their soundtracks was centered on the United Kingdom. At that time, English musician Rob Hubbard was the person who showed unknown ways of use of SID, the sound chip on the C64, at the head with many video game soundtracks. Video game music in the United Kingdom from especially 1985 was colored by so many young and new “game musicians” such as Ben Daglish, Fred Gray, Mark Cooksey, Andrew Rodger, Tim & Geoff Follin, Peter Clarke, Martin Galway (form Northern Ireland), Jonathan Dunn, Matt Furniss, Martin Walker, Mark Clements, etc. The music of Rob Hubbard which had original music routines vitalized amateurs throughout Europe in addition to game developers like him. On the other hand, commodore users in North America programmed considerable songs using Sidplayer, which was released in Compute! Gazette magazine [1] [2], but teenage and twentysomething young people in Europe had programmed unique music routines and editors and begun to release original songs, and then prepared the second period, namely the demoscene and the SID music scene lasting up to the present day. The act of composition in the demoscene could not start without antecedent video game music. And video game developers including Rob Hubbard also used the network service called Compunet based in the United Kingdom. Therefore, we can say that the two periods mutually permeated.

Red (Jeroen Kimmel) and Charles Deenen from Netherlands or Laxity (Thomas E. Petersen) and JCH (Jens-Christian Huus)—they are all both followers of Rob Hubbard and pioneers of demoscene musicians who programmed their own music routines motivated by hacking his music routines. There were some persons who desired to act as members of “music groups” among such amateurs involved in cracker groups like them. In 1987 Charles Deenen and Jeroen Ted founded Maniacs of Noise [3] and in 1989 JCH and Link (Klaus Engell Grøngaard) founded Vibrants [4]. The both are the best two, which are the most established music groups on the C64. In regards to their magnitude of influence, their music with their own music routines and music editors acted as interfaces of them as well played a large role. The most popular music editors from the late 1980s to the early 1990s includes Soundmonitor by Chris Hülsbeck, Future Composer (it appropriated one of Deenen’s music routines) by Finnish Gold, JCH Editor by Vibrants, Music-Assembler by The Dutch USA-Team, and GMC (later DMC) by Graffity. They enabled more many amateurs out of touch with programming to make music. At the same time, some clones and versions of these editors were also positively used. As with today’s chipmusic, their music was mainly stimulated by contemporary (popular) dance music. First of all, Hubbard was the person who efficiently introduced dance betas into video game music for the C64. The music styles in the early demoscene are not infinite. Or rather, the majority of songs at that time might be seen as not much different now. But it is true that the apparent lack of diversity allowed extraordinary productiveness.

SID musicians in the early demoscene—some of them were also involved with video game development—first took great pains in establishing each “presets.” Productivity on their early activity such as Jeroen Tel and Johannes Bjerregaard of Maniacs of Noise or JCH and DRAX of Vibrants was brought by their comparatively steady constellations of instruments and timbres. And the distinctive “presets” by these pioneers worked as examples along with productions made by game musicians/sound programmers such as Rob Hubbard, and then contributed to producing more many amateur musicians. Such typical productions by them can be called Oldskool. The centripetal force of Maniacs of Noise and Vibrants for contemporary demoscene musicians was great, but the influence didn’t result in just a momentary trend. In other words, there are several notable musical practices other than Oldskool; some musicians have abstracted the styles of the pioneers and twisted them. Once I released a SID compilation called Enhanced Jeroen Tel Style in which I traced succession of the inheritance of Jeroen Tel as its title suggests, while this Draxy Draxish Draxxed explores the sphere of influence of the music by DRAX, who has released more than a thousand songs using JCH Editor. A few Danish SID musicians such as Johannes Bjerregaard, Laxity, Scortia (Thomas Bendt), Metal (Torben Korgaard Hansen), JO (Poul-Jesper Olsen), and MSK (Morten Sigaard Kristensen) introduced that funk and jazz could be sound on the C64 to the world. It can be said that this is a great invention. Especially DRAX is a person who led the way in another direction different from a certain kind of “SID dance music.” Being heavily influenced by Maniacs of Noise, it sounds the polyphony of SID thickly and continuously, and its BPM is often at 125. Note that he is an enthusiast of Jeroen Tel and currently a member of Maniacs of Noise. Chipmusic is often familiar with funk, jazz, and fusion not limited to the Commodore 64 and SID. This is not due to him alone: furthermore, this is not unrelated to JCH Editor and its music routines, and certain musicians who used it. In an interview in 2007, JCH—of course, he is the coder of JCH Editor—recollects as follows:

[Interviewer] When you look at what you did back then, what are you most proud of?

[JCH] Absolutely no doubt, my C64 editor. It was popular, improved the skills of many composers that used it, and to this day I feel this is the one thing I’ve made in my life that made at least a small difference.

One thing that I often thought about throughout the years was whether my decision to keep it in a closed circle of composers was a wise decision. Maybe it would have been better to spread it around from the beginning so that many more composers could have had a chance to fiddle with it. Then again, keeping it closed also meant that I could maintain a certain “quality control” thus keeping it from turning into just another Future Composer or Soundmonitor tool that everyone and his dog was using [5].

Again, the “quality control” via the limited distribution was a countermeasure against the situation that a lot of unvaried songs were made using Future Composer and Soundmonitor. You will see the message “KEEP THIS SECRET” when running JCH Editor. Although he didn’t enlarge what “a closed circle of composers” was, it is certain that it includes at least the members of Vibrants. He shifted his activity platform away from C64 to PC since 1992. Besides, the latest version of JCH Editor was released in 1991. And though this compilation includes some songs using the editor, most of the release years of the songs in it are out of his active years in the C64 demoscene. Above all, I didn’t select Vibrants’ music here in a purposeful manner. What does that mean? I want to say that more large lasting events happened in the music scene on the C64, involved his tool in them. For example, a few musicians such as DJB (Dwayne Bakewell), Glover (Lukasz Baran), Laxity, and Dane (Stellan Andersson) improved it in their own right after 1991 [6] [7] [8] [9]. The promise or cation “KEEP THIS SECRET” was not perfectly observed. Alternatively, it was “incorrectly” observed in a roundabout way without using the editor. DRAX has aroused the unorthodox fulfillment of the “quality control.” Please verify using your ears whether the musicians in the compilation can be included in “a closed circle.”

*

[1] Compute’s Gazette Sid Collection: http://www.c64music.co.uk/
[2] COMPUTE!’s Sidplayer: http://sidplayer.org/
[3] http://csdb.dk/group/?id=448
[4] http://vibrants.dk/
[5] http://www.c64.com/?type=3&id=202
[6] JCH V3.04+ 8-Speed: http://csdb.dk/release/?id=46839
[7] JCH Players by Glover: http://csdb.dk/release/?id=101623
[8] JCH NewPlayer 21.g5: http://csdb.dk/release/?id=33785
[9] JCH-editor 3.1 + NP22-25: http://csdb.dk/release/?id=100406

Track List – Part I

  1. Conrad – Sleepless Work , 2009 Viruz/Samar/Onslaught
    United Kingdom (England)
  2. Geir Tjelta – Blondie , 1997 Moz(Ic)Art
    Norway
  3. Stinsen – Gremlinfunk , 2013 Genesis Project
    Sweden
  4. Abaddon – Draxxed , 2001 Damage
    Finland
  5. Sequencer – Midnight , 1991 Sequencer
    United States
  6. dalezy – kingston’s sick , 2003 Creators
    Germany
  7. _V_ – Blitzzurueck Wahlmoeglichkeiten , 2008 Viruz
    Belgium
  8. Gerard Hultink – Kelele , 2002 Gerard Hultink
    Netherlands
  9. Carlos of Breeze – Kereszturi Blues , 1998 Breeze
    Hungary
  10. MHD – For Skyhigh , 1996 Feniks/Motiv8
    Poland
  11. Duck LaRock – Dorsk Slentriand , 1994 Cemelot
    Denmark
  12. Anvil – Fresh’n Stickly #6 (tune 3) , 1992 Topaz Beerline
    Finland
  13. The Syndrom – Style of DD , 1994 The Imperium Arts/Crest
    Germany
  14. Wizard – OtherSIDe , 2002 Elysium
    Poland
  15. GRG – Zakazazam , 1998 SHAPE/Blues Muz’
    Norway
  16. Jammer – Jaxxer , 2015 Artstate/EXON/MSL/Samar
    Poland
  17. TLF – Tester , 1990-94 Sonic Uproar
    United Kingdom (England)
  18. Taki – Draxish , 1997 Natural Beat
    Hungary
  19. Spike – Bum CyCk Cyk , 1996 Amorphis
    Poland
  20. DJB – Funkrock , 2000 Onslaught/Blues Muz’
    Australia
  21. Hein Holt – TDK , 2014 Vision
    Netherlands
  22. Phase 2 – Valley of Dreams , 2005 Dennis LeDoux
    Denmark
  23. SMC – Miss Rubbertbutt , 1994 The Imperium Arts
    Sweden
  24. Yavin & youtH – Pulse Magazine March 96 , 1996 HeatWave
    Netherlands
  25. Noise – Draxmania , 1997 EXON/Street Children
    Poland
  26. Replay – Vibrancy! , 1993 Replay
    Canada
  27. Fanta – Acetylen , 1995 Bass
    Germany
  28. Mitch & Dane – Hip Trip , 1995 Crest
    Sweden
  29. PRI – Sadly Fading , 1993 Oxyron
    Germany
  30. Aleksi Eeben – Good Citizen’s Tango , 2002 Carillon Cyberiad
    Finland
  31. Mitch – Su(u)long , 1995 Crest
    Sweden
  32. Jeff – Rectumor 8580 , 2010 Crest
    Denmark

Track List – Part II

  1. _V_ – Insomnia Happy , 2002 64ever
    Belgium
  2. Brian – Metropolitan , 1992 The Imperium Arts/Graffity
    Hungary
  3. SMC – The Breakout , 1994 The Imperium Arts
    Sweden
  4. Bax – Dream On , 1998 No Name/Lepsi
    Poland
  5. Abaddon – Blackjack , 2002 Damage
    Finland
  6. Avalon – Bugganova , 2004 Wrath Designs
    Sweden
  7. Gerard Hultink – Grooveshark , 2011 Onslaught/Wrath Designs
    Netherlands
  8. Dane – Peek-a-Boo , 1999 Crest
    Sweden
  9. Wizard – Jazzy , 1997 Street Children
    Poland
  10. Bzyk – Draxmania 2 , 1998 Samar Productions/Lepsi
    Poland
  11. DaFunk – Loading…Arok , 2007 DaFunk
    Serbia
  12. Stein Pedersen – Funky , 1990 Prosonix
    Norway
  13. Fuben – Slapped Bass , 1996 Oxyron
    Germany
  14. Lars Hoff – Cowshit Jam , 1990 Prosonix
    Norway
  15. Mitch & Dane – Shelter , 2000 Crest
    Sweden
  16. Duck LaRock – Camelpark (part 9) , 1994 Camelot
    Denmark
  17. Peace – We Hate Nazis , 1994 Oxyron
    Germany
  18. Shogoon – Hopscotch , 199? Agony/Taboo
    Poland
  19. Geir Tjelta & GRG – The Beginning , 1999 SHAPE
    Norway
  20. Matrix – The Bengt Björn Theme , 1993 Nordic Beat
    Sweden
  21. Dr. Voice – Sit in My Underwear Drinking Pepsi , 2002 Dr. Voice
    Finland
  22. Kristian Røstøen – Brand New , 1995 SHAPE/Blues Muz’
    Norway
  23. Harlequin – Slappy Funk , 1991 Silicon Limited
    Netherlands
  24. Booker – Syntax Knagaroo , 2009 Onslaught
    Poland
  25. Conrad – Drum Draxco , 2011 Viruz
    United Kingdom (England)
  26. The Last Dragon – Swing It , 1991 The Last Dragon
    United States
  27. Glover – Draxmania , 2000 Samar Productions
    Poland
  28. Havoc – Zoundzgroovz , 1992 Matrix
    Germany
  29. dalezy – focus on food , 2004 Creators
    Germany
  30. Bekir Ogurlu – One More Chance , 2004 Hi3s
    Turkey
  31. Tomas Danko – Winkawonk , 1990 Tomas Danko
    Sweden
  32. Scarzix – Energy , 2014 Scarzix
    Denmark
  33. Yaemon – Like Drax , 2004 Depredatos Music Division
    Denmark
  34. Ole Marius Pettersen – Heroes , 2011 Offrnce
    Norway
  35. Jeff – 6581 Doped Cows , 2006 Viruz
    Denmark
  36. Stinsen – Defunkt , 2014 Genesis Project
    Sweden

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Filed under c64, compilation, english, SID

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