Diskmag SID Compilation “64′er Part 3”

* このコンピレーション・シリーズについて

Markt & TechnikおよびMagna Mediaより発売された
ドイツのコモドール64の市販ディスクマガジン”64’er”(1984-96)に収録・使用された楽曲をアーカイヴより調査・蒐集しました。
大部はビデオ・ゲーム・ミュージック(VGM)、つまりゲームのサウンドトラックになります。
同社より発売されたその他のパッケージ・ソフトウェアも調査対象としています。
使用楽曲および楽曲にまつわる情報はHigh Voltage SID Collection(HVSC)のv56及びv57に基づいています。

* About this compilation series

I researched & collected the tunes (SIDs) that were released in the German commodore 64 magazine “64’er” (1984-1994) which was published by “Markt & Tecnik” & “Magna Media.”
Those tunes are mainly from the soundtrakcs of games.
I also mention that I researched music from some package softwares released by these companies.
And SID & its info is based on High Voltage SID collection (HVSC) v56 & v57.

* Track Info

01. Kristian Røstøen – Happy End , 1995 SHAPE/Blues Muz’
Norway
02. Michael Winterberg – Synth Dive , 1986 Michael Winterberg
Germany
03. Matthias Weber – Duo Blaster , 1988 Happy Computer
Germany
04. PVCF – Centric subtune #1 , 1995 Cyance
Germany
05. Martijn Schutten – Legend Intro , 1992 Martijn Schutten
Netherlands
06. PVCF – Centric subtune #6 , 1995 Cyance
Germany
07. Kristian, Eivind & Kjell – Diskos , 199? SHAPE/Blues Muz’
Norway
08. Stefan Hartwig – Logan subtune #2 , 1990 64’er-Disc/Markt & Technik
Germany
09. Andreas Bauernfeind – Brektwon – The Curse of the Key , 1990 Markt & Technik
<?>
10. Thomas Detert – Genloc subtune #1 , 1994 64’er/Magna Media
Germany
11. Harold Klink – The Golden Pyramids subtune #8 , 1992 Phenomena Technologies
Netherlands
12. Jan Krolzig – Cheeky Twins 2 subtune #2 , 1994 64’er/Markt & Technik
Germany
13. <Unknown> – Tank Fight , 1985 64’er/Markt & Technik
<?>
14. Snap – Panastyle , 1994 Atlantis
Norway
15. K. Røstøen & GRG – Las Vegas , 1994 SHAPE/Blues Muz’
Norway
16. Harold Klink – The Golden Pyramids subtune #5 , 1992 Phenomena Technologies
Netherlands
17. Bulldog – E.X.I.S. subtune #2 , 1992 64’er/Markt & Technik
Germany

[DOWNLOAD] FLAC

[DOWNLOAD] MP3 320kbps

* Comment

このコンピレーションでVGMとして用いられた楽曲がすべてOST――オリジナルサウンドトラックであったかというと、
正確ではありません。
デモシーンで発表された楽曲が時を経て流用されることがしばしば起こったようです。
ここまでコンピレーションに収録されてきたSIDのPublisherがすべて64’erないしMarkt & TechnikやMagna Mediaになっていないのは、その為です。
一方で流用が承諾なしに、つまり不正に行わるときもあったと、作曲者本人がHVSCやCSDbを通じて証言しており(「時をかける」アーカイヴの効用といえます)、当時のコンピュータ雑誌出版業界における、楽曲使用についてのルーズな感覚をうかがい知ることができます。

しかし、基本的にはゲーム開発会社のように出版社専属の作曲家が不在で、10代、20代の「アマチュア」が雑誌の主要なコンテンツを担っていたのだから、驚かされます。
コンピュータ業界の進展とともに、実用的価値が相対的に下がっていくなかで、10年間もユーザー主体のディスクマガジンが発売されつづけたのは、雑誌が人気を支えていたのではなく、その反対の構造が存在したのではないでしょうか。
強調しておきますが、自らの作品の雑誌収録はシーナーたちにとって「ふだんの活動」(もちろんシーンにおける活動を指します)の付随的な出来事であって、決してメインではなかったと強調しておきます。
(デモ)シーンで発表された制作物は圧倒的数量を誇ります。

そうした事実を考慮した上で、商用ディスクマガジンをとりあえず中心においてみると、人選的にコモドール64シーンに登場する音楽の良き導入になるのではないかと考えました。
そしてある時期のシーンのエッセンスを提示してみようと、コンピレーション制作にとりかかり、三年が経ちました。

ここに聴かれる音楽はVGMであってVGMでない、シーン・ミュージックであってそうでないという不思議な文脈をもちます。
どのように聴こえたでしょうか? ご感想をお聞かせ願えれば編集者として望外の喜びです。

(つづく)

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Filed under c64, compilation

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